最近ね、私、マッサージに通ってるんやわ。
カイロプラクティックのオフィス内にあるとこで
そのオフィスは、カイロプラクティック以外に
マッサージやらフェイシャルやら色々やってるんやわ。
で、私を担当してくれた
リズって名前のマッサージ師が上手で感じも良かったから
通うようになってん。
リズはすっごくソフトな話し方をする
やさしい笑顔の女性。
年齢は60歳くらいかなぁ。
そのソフトな話し方とは反対に、
力強いマッサージしてくれるねん。
でさ、おっさんいっぺんもマッサージ行ったことないから
勝手にリズに予約入れといてん。
日頃から、肩が痛いだの腰が痛いだの言うてるのに
マッサージには行かんおっさん。
知らん人に触られるのいややとか
男のマッサージ師が出てきたらいややとか
わけわからんことばっかり言うて
そのとばっちりがくるのは私。
だって、私に肩揉んでだの、腰揉んでだの言うてくるねんから。
まあ、マッサージなんぞいらぬ贅沢って思ってるとこもあるんやろね。
そやけどさ、長年家族のために働いてきて
やっとリタイアしてんからさ
マッサージ程度の贅沢してもええやん。
で、キーウエストの日帰り旅行で絶対疲れると思ったから
旅行の翌々日に予約入れといてんわ。
それでもごちゃごちゃ言うてたおっさんを
追い出すようにマッサージに行かせたのが今朝。
マッサージから帰って来たおっさん。
「どないやった?」
「めーーーっちゃ良かった!」
「そやろ?行って良かったやろ?」
「うん!」
「次の予約いれとこか?」
「もう予約入れてきた」
「あ、そう・・・
そやそや、今回45分のマッサージやったけど、
60分のコースもあるよ」
「ああ、60分のコースに予約いれといた。それも来週と再来週の2回」
「ええ!?」
あんだけ、行くの渋ってたくせにこの変わりよう。
「リズはなぁ、僕のライフストーリーもう全部知ってるで」
「マッサージの間中喋ってたん?」
「うん。リズは君のライフストーリーも知ってるんか?」
「知らんで。だって私マッサージしてもろてる時
あんまり喋らんもん。リラックスしてるだけや」
可哀想なリズ。
次はおっさんの話(同じ話がかぶるかも)を
60分聴かされるのか・・・・
ま、チップはずんだ言うてたし
(私がリズに渡したチップの2倍置いていったらしい)
これも仕事の一部や思うて、リズには我慢してもらうか・・・